各種自動上下材装置は主な組立工程が各種自動組立専用機によって完成されているため、各種自動組立専用機も自然にそれぞれの自動上下材装置を必要とし、最も応用されているのは振動盤とロボットハンドである。振動盤は、ネジ、ナット、リベット、小型プレス、小型射出成形品、小型ダイカストなどの小型部品を自動的に搬送するのに用いられるが、マニピュレータが把持する対象はより広く、微小な部品を把持することもできるし、一定の寸法と重量を有する部品を把持することもできる。構造を簡略化するために、自動化専用機の設計では、通常、大連自動化加工は自動上下材マニピュレータを直接専用機の一部に設計し、通常の上下材操作は2つの方向の運動だけで実現できる。従って、このロボットハンドは、シリンダと組み合わせた直線レール機構を採用し、上下、水平の2つの方向の直線運動システムを構成し、上下運動腕の末端に吸盤や気動指を仮定すればよい。いくつかの簡単なプロセス操作では、専用機はワークを搬送ラインから移動する必要がなく、ワークの搬送ラインでの搬送中に直接行うことができる。

例えば、スプレーマーク、バーコードシール操作は、専用機の構造を大幅に簡素化する。一部のプロセスでは、ワークを静止状態で行う必要があるが、この場合、ストッパ機構によりワークを搬送ラインに滞留させ、直接行う必要がある。一方、一部の工程では、ワークを静止状態で行うだけでなく、レーザマーキング操作などの一定の精度も必要とするが、この場合、ワークを搬送ラインに止めるだけでは十分ではない。搬送ラインは通常連続運転であるため、搬送ラインの作用下でワークは軽微なジッタが発生し、ワークを一定距離上昇させるエア機構を設計する必要がある。ワークを搬送ベルトまたは搬送チェーンプレートから離してから工程操作を行い、工程操作が完了した後、ワークを搬送ベルトまたは搬送チェーン版に下ろして搬送を継続する。

各種自動化組立専用機各種自動化組立専用機は自動上下材装置、位置決め治具、組立実行構造、センサと制御システムなどを含み、その中で位置決め治具は具体的なワークの形状寸法に基づいて設計され、組立実行機構は必要に応じて完成した工程に従って専門的に設計され、しかも大量に直線レール機構、直線軸受、ボールねじ機構などの部品。通常、このような自動化組立専用機で完成する工程は、自動接着、部品の挿入、半導体表面貼り付け、各種ネジナット接続、リベット、調整、検出、表示、包装などである。組立工程に加えて、このような自動化組立ラインにおいても、一部の簡単な機械加工工程を採用することができる。

センサと制御システムの各専用機はそれぞれの組立操作サイクルを完了するために、相応のセンサと制御システムを備えなければならない。それ以外に、各専用機の組立サイクルを協調的なシステムにするために、搬送ラインには各種のワーク位置の検出確認のセンサを設置しなければならない。例えば、ワークが確実に存在し、制御システムがワークを放出する必要がある場合にのみ、ワークの一時的な位置にワークが確実に存在し、制御システムがワークを把持して材料を供給する必要がある場合には、ロボットが材料を取り始めるなどである。

通常、順序制御システムを用いて各専用機の工程操作を協調制御し、前の専用機の工程が完了してから次の専用機の工程操作を行う。現在、1台の専用機がまだ工程操作を完了していない場合、隣接する次の専用機はワークが最後の専用機を通過してから生産ライン上のすべての工程操作を完了するまで待機状態でなければならない。これは流水ラインを手作業で組み立てる過程と非常に似ている。